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日本通訳翻訳学会関西支部第46回~第60回の開催記録
■日本通訳翻訳学会関西支部第60回例会
【日時】 2022年12月10日(土)15:00~17:30
【場所】 オンライン(zoom使用)
【内容】学会誌『通訳翻訳研究への招待』最終号に際して
2022年11月に24号をもって最終号を迎えました『通訳翻訳研究への招待』(旧誌名:翻訳研究への招待)のしめくくりとして、その歩みの回顧と発展的議論のための場を設けました。
・第1部パネルセッション「『招待』の15年を振り返って」
パネリスト:水野的、田辺希久子、北代美和子、高橋絹子(敬称略)
・第2部ミーティングセッション「来たるべき次期副学会誌へ向けて」
■第6回院生サマーキャンプ(関西支部第59回例会)
【日時】2022年8月29日(日)10:00~17:00
【場所】オンライン(Remo使用)
【内容】研修と発表練習
【発表一覧】
①田村颯登(関西大学M)「外国語教育・学習に機械翻訳を導入することは有益か」
②庄妍(神戸大学M)「中日間字幕における異文化要素の翻訳方法に関する一考察――中国映画『花の生涯〜梅蘭芳〜』の日本語字幕を中心に―」
③ベリャコワ・エレーナ(立教大学D)「ロシア語通訳者の学習に対する意識の形成 ――戦後日本におけるパイオニア通訳者とロシア語通訳協会の役割」
④澤田晶子(神戸市外国語大学M)「占領期「軍政レポート」和訳の翻訳方略分析—歴史的文書翻訳の特質を探る」
■日本通訳翻訳学会関西支部第58回例会
【日時】2022年3月19日(土)15:00~17:30
【場所】オンライン(zoom使用)
【内容】書評報告&研究発表
対面での例会・懇親会がなかなかできずにいる状況に鑑みて、積極的な研究情報の交換をねらい、書評報告(各30分:2件)と研究発表(1時間:1件)を併催しました。
【発表一覧】
・大久保友博(独立研究者)書評報告の趣旨説明および「近年改訂された翻訳研究の定番入門書を見る――Routledge Encyclopedia of Translation Studies, 3rd ed.を中心に」
・尹惠貞(一橋大学)「『訳された近代 文部省『百科全書』の翻訳学』の韓国語版を日本で読む」
・Tom Kabara(愛知淑徳大学)“Gained in Translation: Qualitative Growth in Japanese Film Subtitles”
■日本通訳翻訳学会関西支部第57回例会
【日時】2021年12月11日(土)15:00~17:30
【場所】オンライン(zoom使用)
【内容】研究発表および講演(関西大学)
オンラインではあるものの、関西大学からお送りする例会として、同大学の院生1名による研究発表と、外国語学部の高橋秀彰先生によるご講演をいただきました。
【発表・講演一覧】
研究発表:マルチェッロ・ロトンド(関西大学M)“DO-languages and BECOME-languages: a case study of Masanobu Fukuoka’s One-straw revolution”
講演:高橋秀彰(関西大学外国語学部)「機械翻訳と中上級レベルの英語学習者のパーフォーマンス比較から考える外国語教育政策の可能性」
【第5回院生サマーキャンプ(関西支部第56回例会)】
【日時】2021年8月29日(日)10:00~18:00
【場所】オンライン(Remo使用)
【内容】研修と発表練習
【発表一覧】
①溝脇孝哲(関西大学)「「順送り訳」と翻訳読者の読みの負荷」
②大西亮平(神戸市外国語大学)「Developing interpreter competence: A case study of project-based interpreting」
③中西郁人(龍谷大学)「日英の翻訳された小説の登場人物のキャラクタ分析」
④宮崎理久(龍谷大学)「クィアの視点からみた翻訳テクスト――目標テクストにおけるゲイの表現と位置づけ」
⑤徐聖源(名古屋大学)「自動車修理書を対象としたテンプレートとニューラル機械翻訳による制御可能なハイブリッド翻訳」
■日本通訳翻訳学会関西支部第55回例会
【日時】 2021年3月20日(土)15:00~17:30
【場所】 オンライン(zoom使用)
【内容】研究発表
昨年9月に開催予定だった年次大会が中止となったことに伴い、失われた研究発表の機会を補うため、今回、関西支部でも代替として「公募制の研究発表の場」を設けました。本来の研究発表と同様に、20分の発表と10分の質疑応答の形式で、4名の方にご発表いただきました。
【発表一覧】
・尹惠貞(一橋大学/韓国学研究センターPD)「韓国絵本『あめだま』の日本語版における翻訳問題」
・金智英(神戸松蔭女子学院大学)「『82年生まれ、キム・ジヨン』の翻訳に見られる「視点」について」
・ベリャコワ・エレーナ(立教大学D)「日本における日露通訳者養成に関する一考察――日英通訳者養成との比較から」
・王金芝(広島大学D)「中国人日本語学習者における中日逐次通訳のメカニズム-作動記憶容量と訳出開始時点を操作した実験的検討-」
■日本通訳翻訳学会関西支部第53 回例会
【日時】 2020年12月5日(土)15:00~17:30
【場所】 オンライン(zoom使用)
【内容】通訳教育ワークショップ
3月に開催予定だったものの新型コロナウイルス感染拡大のため延期していたJAITS関西支部第53回例会を12月に再開催いたしました。
【報告者(発表順)】
①関光世(京都産業大学・中国語)
②佐藤晶子(大阪観光大学・英語)
③武部好子(就実大学・英語)
各報告者にそれぞれの実践経験を20-30分でご報告いただき、そののち会場との質疑
応答や適宜パネルディスカッションを交えながら、議論を進めました。
■日本通訳翻訳学会関西支部第 54 回例会(第4回院生サマーキャンプ)
【日時】2020年8月29日(土)15:00-19:10
【開催方法】Zoomによるオンラインミーティング
日本通訳翻訳学会関西支部では当初、淡路島の「国立淡路青少年交流の家」で一泊二日の院生合宿を行う予定でしたが、コロナ禍のため現地入りは中止いたしました。それに代えて、第4回院生サマーキャンプをオンラインにて開催いたしました。
【コーディネーター】石塚浩之(広島修道大学)
【発表一覧】
・大西信吾(関西大学大学院M3)「通訳ノートを用いたスピーキング力向上のための指導法およびスピーキング評価法」
・岡村ゆうき(関西大学大学院M2)「順送り訳の測定方法と通訳翻訳の特徴の考察」
・伊藤萌(龍谷大学大学院M2)「翻訳と翻訳者のアイデンティティの関係性:ジェンダーの視点からの考察」
・渡邉里菜(関西大学大学院M2)「字幕翻訳のコーパスベース分析: プロとアマチュア翻訳の比較事例研究」
■日本通訳翻訳学会関西支部第52回例会
(掲載済み)
■日本通訳翻訳学会関西支部第51回例会(第3回院生キャンプ)
【日時】2019年9月1日(日)~ 9月2日(月)
【場所】関西大学セミナーハウス六甲山荘
【内容】院生による研究発表および字幕ワークショップ
【発表一覧】
・朱藹琳(神戸大学D2)「コミュニケーション摩擦事例に見る通訳者の狙い―中国の日系企業を中心に―」
・村上靖道(神戸大学M1)「社会の変化に伴う翻訳規範の変化が実際の翻訳にどう表れているか」
・平岡裕資(関西大学M2)「TED Talksの日英字幕翻訳における機械翻訳+プリエディットの手法およびその有効性の検証」
・田中夏穂(神戸市外国語大学M2)「映画『ハリー・ポッターと賢者の石』の日本語字幕に関する計量テキスト分析」
■日本通訳翻訳学会関西支部第50回例会
【日時】 2019年3月16日(土)15:00~17:30
【場所】 龍谷大学 深草キャンパス 和顔館201教室
【発表一覧】
発表1: アスケリノ・ラウラ(バルセロナ自治大学)“Translation from Japanese into Spanish: current situation of translator training in Spain and research on translation competence acquisition”
発表2:高橋絹子(大阪女学院大学)・木村護郎クリストフ(上智大学)「ビジネス場面における通訳者の役割―付加価値と限界」
発表3:加藤久佳(愛知工業大学)「「機械翻訳と語学教育について考える」プロジェクト提案について」
■日本通訳翻訳学会関西支部第49回例会
【日時】 2018年12月1日(土)15:00~17:30
【場所】 龍谷大学 大阪梅田キャンパス
大阪市北区梅田2-2-2ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階
発表1:松下佳世(立教大学)、山田優(関西大学)「英日通訳コーパスの活用法ワークショップ」
発表2:矢部憲司(翻訳者)「実務(技術)翻訳研究チーム作りの提案」
■第2回院生キャンプ
【日時】2018年9月1日~9月2日
【場所】国立淡路青少年交流の家
【内容】院生による研究発表および講演
【講演】篠原有子(立教大学)
【発表一覧】
・朱藹琳(神戸大学D1)「コミュニケーション摩擦場面における通訳者の規範意識-中国の日系企業を中心に-」
・米田想森郎(神戸市外国語大学M2)「日本における(再)翻訳をとりまく現状:『ナルニア国物語』の分析を通して」
・村上永里子(神戸大学国際文化学研究科M1)「映画パラテクストの比較・分析」
・大西菜奈美(関西大学M2)「学習者がプロ翻訳者に近づくには?―プロ翻訳者と学習者の翻訳プロセス比較」
・高田愛(関西大学M2)「日本の高校で字幕翻訳を活用した授業を実施した際に見られる生徒への影響 〜学習に対する意識と学力の変化に着目して〜」
・松尾直(関西大学M2)「情報検索能力が外国語学習に与える影響」
・平岡裕資(関西大学M1)「字幕翻訳における機械翻訳の可能性とその応用」
・大江圭一(名古屋学院大学M1)「ある教会におけるバイリンガル礼拝の通訳者達に対するTBL を使用したInterpreter Trainingのカリキュラムの作成とトレーニングの実施と評価」
■関西支部第47回例会
(掲載済み)
■翻訳通訳研究 大学院生サマーキャンプ
【目的】日本における翻訳通訳分野の研究者育成と研究者自身の研究能力の向上。
【内容】「合宿」形式の講習会として
・翻訳通訳研究分野における大学院生・教員の親睦を深められる場を提供し、
・欧州のCETRA(https://www.arts.kuleuven.be/cetra)のような集いを意識し、
大学院生・研究初心者の育成を積極的に行いました。
【日時】2017年9月1日 ~2日
【場所】彦根荘(関西大学セミナーハウス)
【講演】
佐藤=ロスベアグ・ナナ「イギリスの翻訳研究の状況や課題」
三ツ木 道夫「翻訳研究という病」
【発表一覧】
・萩原望(M1)「W. フォークナー『響きと怒り』における黒人英語の日本語への翻訳について」
・高田恵(M1)「プロの字幕翻訳者はいかに英語を勉強したのか」
・朱藹琳(M2)「中国の日系企業における翻訳者の規範意識―異文化間コミュニケーションとしての通訳・翻訳行為を中心に―」
・大西菜奈美(M1)