NEWS

日本通訳翻訳学会第45回関東支部例会のお知らせ

日本通訳翻訳学会関東支部では、「ニュース翻訳研究」をテーマに以下の要領で第45回例会を開催します。(事前申込は不要です。)
【日時】2017年6月17日(土)13:30-16:30
【場所】立教大学池袋キャンパス本館1階1101教室
【プログラム】 
13:30-14:10 研究発表
タイトル:「変わるメディアの生態系と多極化するニュース翻訳研究」
発表者:松下佳世(国際基督教大学)
要旨:2000年半ば、欧州を中心に加速したニュース翻訳研究が、過去10年余りの間にどのように世界に広まっていったのか。主要な先行研究を紹介しながら、これまでの歩みを振り返るとともに、日本における最先端の事例として、インターネットメディア「バズフィード (Buzzfeed)」の日本版として20161月に配信を開始した「バズフィード・ジャパン」における「マルチ・プラットフォーム型」のニュース翻訳実践を取りあげる。
14:20-15:00
タイトル:「韓国におけるニュース翻訳研究とKBS World Radio の実践事例」
発表者:申周和(立教大学)

要旨: 韓国ではプロの翻訳・通訳者の養成に当たっている専門職大学院を中心に、実務経験に基づいた翻訳通訳関連の研究が活発に行われているが、日本ではその詳細があまり知られていない。今回は韓国におけるニュース翻訳研究に焦点を当て、これまでの成果と今後の課題を洗い出す。また、1953年に放送を開始し、現在は日本語、英語、中国語など11か国語で韓国の情報を発信している韓国放送公社(KBS)の国際放送における日本語ラジオニュースの翻訳実践について紹介する。
15:10-16:00
会場参加者とのディスカッション

【参加費】会員:無料 非会員:1000円(学生500円)
【お問合せ先】立教大学・武田珂代子(kayokotakeda@rikkyo.ac.jp