過去の年次大会

プレ・カンファレンス講義(第16回年次大会)

本年度(2015年第16回年次大会)より新企画として、年次大会前日に「知の継承プロジェクト」と題して、「プレ・カンファレンス講義」を持つこととなりました。初回の今回は、現役の会長である水野的先生(青山学院大学)と副会長である武田珂代子先生(立教大学)にご登壇頂きます。

この「知の継承プロジェクト」は、若い会員の皆様に、体系的な通訳研究・翻訳研究の全体像を学ぶ機会を提供し、かつ、研究経験の豊富な会員の皆様にも積極的に参加頂き、議論を盛り上げて頂きつつ、これまで日本で培ってきた通訳研究・翻訳研究の知の体系を若手研究者に継承して頂く、という趣旨です。今後、歴代の理事を中心にご登壇頂き、通訳研究、翻訳研究の両分野についてのご講義をお願いする予定です。大学院生の皆様だけでなく、一般の会員の皆様も奮ってご参加ください。

今年度のラインナップは以下のとおりです。
*場所は、「立教大学」です。12、13日の年次大会会場である青山学院大学ではありません。お間違いなきよう、お願いいたします。

【カンファレンス日時・場所・内容】

日時:2015年9月11日(金)11:00〜17:00(18時まで延長の可能性あり)
場所:立教大学 本館1201教室
https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/

11:00 〜 13:00  ①水野的先生(青山学院大学、90分程度のレクチャー、Q&A)
「同時通訳の理論—認知的制約と訳出方略」
13:00 〜 14:30  昼休み
14:30 〜 16:30  ②武田珂代子先生(立教大学、90分程度のレクチャー、Q&A)
「通訳者・通訳行為の社会学的モデル再考—紛争・占領下の通訳者を事例として」
16:30 〜 17:00  ③影浦峡先生(東京大学、説明会のようなもの)(18時まで延長可)
「みんなの翻訳演習(MNHTT)」 ※

※世界各地の大学数校が参加しているMNHTTの試験的使用についてご説明頂きます。MNHTTは、コラボラティブ翻訳、翻訳プロジェクト管理を大学で教えるためのプラットフォーム。今回は正規のレクチャーとしてではなくボーナスセッションとしてご説明頂く予定です。