通訳翻訳テクノロジー研究プロジェクト
翻訳通訳テクノロジー研究プロジェクト第二回会合のお知らせ
■以下の要領にて、日本通訳翻訳学会『第二回 翻訳通訳テクノロジー研究プロジェクト』の会合を行います。機械翻訳の開発と活用、および翻訳テクノロジー教育の事例報告および方法についての発表を行い、それについて議論します。年次会の前ではありますが、ふるってご参加ください。
第2回 通訳翻訳テクノロジー研究プロジェクト会合
【内容】実習ソフトで学ぶローカリゼーションと教育への活用
【日時】2014年9月7日(日)13:30 – 16:30
【場所】立教大学 1104 (本館 104号室です)
【発表者】
西野竜太郎(東京工業大学 博士後期課程)
山田優 (麗澤大学、青山学院大学他 非常勤講師)
【指定ディスカサント】調整中
【会費】無料
※参加希望者は、事前に以下のサイトから参加登録をお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/1cJXKCJnK96bAm49tRfPxdXYBcLLzT3Uaec3s6b-0FuM/viewform
共同主催:翻訳通訳リテラシー教育研究会
■発表テーマ
(1)【発表者】西野 竜太郎
【題目】実習ソフトで学ぶローカリゼーション:ExpnseRecorderを例に
【要旨】ウェブサイトやソフトウェアなどのデジタル情報を対象とするローカリゼーションでは、翻訳技能に加えてテクノロジーに関する知識が必要である。デジタル情報を翻訳する場合、テクスト表示の仕組み(テクノロジー)を理解していないとうまく翻訳できないことがある。本発表では、実際に翻訳をしながらこのテクスト表示の仕組みを学べる実習ソフトを紹介する。実習ソフトは次のURLから誰でも無償で入手可能。
http://research.nishinos.com/training-app
(2)【発表者】山田 優
【題目】ローカリゼーションソフトの大学教育への活用
【要旨】学部・大学院レベルでの翻訳実務演習の一環として、ローカリゼーショントレーニングApp『ExpnseRecorder(西野 2013、上記)』を導入した。一般的に知られる翻訳メモリや機械翻訳+ポストエディット等の翻訳支援ツールの指導と異なり、同ツールは、ウェブサイトやソフトウェア等のL10N(ローカリゼーションやi18n(国際化)の概念の理解を促し、実践環境に近い形でシュミレーションを行える。本発表では、同ツールを大学院指導で用いた結果を基に、その問題点、課題、改善点などを報告する。
(3)フリーディスカッション:翻訳テクノロジー・リテラシーの「マップ」
【ディスカッサント】調整中
連絡先:山田優(yamada@apple-eye.com)