講演会

吉村謙輔先生講演会のお知らせ

平成20年2月2日(土曜日)に東京外国語大学で中央大学の吉村謙輔先生による講演会があります。講演会は以下の要領で行われます。

日時:平成20年2月2日(土曜日)1時半から3時半
場所:東京外国語大学、府中キャンパス101マルチメディア教室
スピーカー:吉村謙輔先生(中央大学)
演題:「現代のダヴィンチとしての通訳者達」
要旨:現代は知識の細分化の時代です。例えば医師や技術者であっても専門分野が違えば、ほとんど対応できません。専門家達は競って自らの分野を狭く限定しようとします。そのような「分裂的な」時代にあって、通訳者達は、高度な語学力と深い教養、そして多分野にわたる知識を駆使する、「融合的」存在であると言えます。「専門外ですから・・。」という言葉は通訳者の辞書にはありません。ある週にはウィーンで核燃料サイクル関係の通訳をしたかと思うと、次の週はジュネーブで国際労働法、そしてその次の週はマドリッドで国際精神医学学会というように、多くの専門分野を網羅する通訳者達の仕事は真に融合的なものと言えます。この講演では、欧州ベースの日独英同時通訳者としての体験から、通訳者の語学学習法、ウィーン大学など欧州の大学での通訳教育のありかた、ILOをはじめとする国連機関、G8サミット、ダヴォスの世界経済フォーラムなどでの通訳業務を紹介します。またコール首相、ネルソン・マンデラ、グリーンスパンなどブース越しに接した印象的な人物と、国境なきヨーロッパで「現代に生きる知の巨人」として活躍する通訳者達の仕事と学びの姿を紹介します。

参加費:無料
東京外国語大学の国際コミュニケーション・通訳専修コースを修了する予定の学生が日本語から英語への同時通訳をします。なお4時から学内の語学研究所で懇親会を予定しています。(外部の方は実費を頂戴します)