例会
日本通訳翻訳学会第41回関東支部例会のお知らせ
■以下の要領で日本通訳翻訳学会関東支部第41回例会を開催します。奮ってご参加ください。
日時: 2016 年 6月18日(土) 18:15-20:15
場所:立教大学池袋キャンパス11号館A302教室
テーマ: NPT (non-professional translation)の実践と倫理的課題
プログラム(予定):
18:15-19:00 "From Subculture to Mainstream: Charting the Ethics of Fansubbing"
発表者:Douglas Schules(立教大学)
This presentation will trace how discourses of media have influenced the
rationales fans offer for fansubbing. Drawing on examples from video games
and anime, I want to sketch some initial theorization of how the ethics of
translation shift within fan communities.
(英語での発表、通訳なし)
19:00-19:45 "Non-Professional Translation and Ethical Issues"
オヘイガン統子(国立ダブリンシティー大学)
近年デジタルネットワーク環境を利用した自主参加型のノンプロフェッショナル翻訳(Non-Professional Translation = NPT)現象が翻訳研究の対象として頻繁に取り上げられている。本発表では、NPTの例として、ファン翻訳、クラウドソーシング翻訳を中心に、テクノロジーの発展が翻訳における倫理的課題にどのような影響を及ぼしているかを翻訳者の「自律性」、「信用」、また文化的背景の点から考察する。(日本語での発表)
19:45-20:15 ディスカッション
参加費:会員:無料、非会員:1000円(学生:500円)
事前申込不要。
問合せ先:立教大学・武田珂代子(kayokotakeda@rikkyo.ac.jp)